ガラケーはどうなる?
時間のあるときに携帯電話の売り場を見ているのですが、どこもスマートフォンやタブレットが幅をきかせていて、従来型携帯は隅の方にひっそりと、という感じです。
各キャリアも、スマホへの乗り換えには優遇キャンペーンを展開していますが、ガラケーにはそういうものもあまりない。それでも、MNPであれば実質ゼロ円で乗り換えができますが、同じキャリア内での機種変更だとかなり高くつくという、何ともいびつな状況になっています。
auやドコモからは「ガラホ」なるものも出ています。従来型携帯にアンドロイドを搭載し、LINEなどができるようになっているものです。auは、従来型携帯と同様の料金体系を設定したり、機種変更時の端末代金を実質ゼロ円にしたりして、ガラホへの誘導を図っています。
ところが、ガラホというのはアンドロイドがバックグラウンドで通信をしたりするので、パケット料金が知らないうちに高額になってしまうらしいのですね。形は従来型携帯だけれども、中身はスマホと同じで、ランニングコスト(通信料金)が高くつくもののようです。
携帯電話のビジネスモデルはプリンターと同じく、ハード(電話機)を安く提供し、消耗品(通信料金)で稼ぐという方向性が顕著です。私のようにガラケーで通信料金を最低限に抑えているユーザーは「招かざる客」なのかもしれません。
次に2年縛りが切れるとき(2017年8月)には従来型携帯はどうなっているだろうかと考えると、やはりこのタイミングで機種変更しておいた方がいいのかなと思っています。