民法の教科書

行政書士にはさまざまな経歴の持ち主がいらっしゃって、まさに多士済々。試験に合格して新たに開業される方々も同様です。


当然ながら学歴もさまざまで、法学部出身の方もいれば、他の学部出身の方もいらっしゃいますし、大学は出ていないという方も少なくないと思います。


私が常日ごろ感じていることは、行政書士業務の中でもとりわけ市民法務を手がけるには、やはり法学部レベルの民法の知識は備えておいた方がよいということです。


もちろん試験勉強の中で民法の学習もするわけですが、試験対策が主眼であって、系統だった知識を身につけるという点では物足りないと言わざるを得ないところです。


では、どのようにして学部レベルの知識を修得するか。もちろん、大学に通うなり、大学通信教育を受ければ一番いいのですが、日常業務をこなしながら、そして営業活動をしながらその時間を捻出することは難しいでしょう。


私がおすすめするのは、「内田民法」を読むことです。六法(できれば判例付きのもの)を参照しながら精読すれば、かなりの知識を身につけられると思います。


民法1 第4版―総則・物権総論/内田 貴
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分厚い本ですが、「教科書」ということを意識して書かれていて、非常に読みやすいものとなっています。いわゆる「ダットサン」は、記述が簡潔すぎて、初学者にはおすすめできません。


もう一つ、ちょっとおもしろそうだなと思っているのが、こちら。


オートマチックシステム 民法〈1〉基本編・総則編/早稲田経営出版
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書店でぱらぱらと見ただけなのですが、こちらも読みやすそうです。著者の山本浩司という方はWセミナーの名物講師のようですね。

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