個人番号カードの申込みについて（マイナンバー制度）
光塩福祉法務事務所マイナンバー通知カードの配達が遅れぎみのようです。当初は11月中に完了する予定だったのが、今月にずれ込み、20日ごろまでかかる地域もあるとか。「うちにはまだ来ない」とやきもきされている方もいらっしゃるかもしれません。配達の遅れにつけ込んだ詐欺などもあるようなので、十分な注意が必要です。
通知カードには「個人番号カード交付申請書」が一緒についています。このことから、「個人番号カードの交付を申請しなければならない」と誤解されるケースもあるようです。
個人番号カードの交付申請は義務ではありませんし、これが今すぐ必要になる場面もほとんどないといってよいでしょう。運転免許証や顔写真付き住民基本台帳カード（住基カード）など本人確認資料として使えるものを既にお持ちであれば、慌てて交付申請する必要はありません。
ただし、住基カードにつけてある電子証明書（公的個人認証）の有効期限が来年3月前後で、かつ税の電子申告（e-Tax）の利用をお考えの方は注意が必要です。これに該当する方は、今の段階で個人番号カードの交付を申請すると、来年2月からの確定申告にカードの交付が間に合わないおそれがありますので、現在持っている住基カードの電子証明書を12月22日までに更新し、確定申告には住基カードを利用された方がよいようです。
住基カードの電子証明書の発行・更新・失効手続は12月22日で終了し、これ以降はできなくなるのでご注意ください。また、手続には交付手数料（500円）がかかります。
