専門職後見人等に対する監督強化

2月に東京家裁後見センターから発行された「後見センターレポートvol.7」によると、「専門職後見人等に対する監督も強化しています」という見出しで、以下の内容が述べられています。

・後見センターでは専門職後見人等に対する監督も強化している。
・具体的には、専門職後見人等についても、毎年指定された月に報告書を自主的に提出するよう求めるとともに、報告の遅滞や報告内容の不備がある場合には調査人や監督人を選任するなどの対応をとる。
・財産額や関係者の意向等も考慮して、監督人の選任を積極的に検討する。
・専門職後見人等の職務に疑問がある場合は後見センター宛に連絡してほしい。調査を行い、必要に応じて後見人を追加選任したり、監督人を選任したりするなどの対応をとる。

専門職にとっては少々厳しい内容もありますが、専門職後見人による横領など不祥事が散見されるのも事実ですから、こうした監督強化の流れ自体はやむを得ないのかなと思います。

他人の財産をお預かりしているわけですから、常に緊張感を持って職務を遂行するという「当たり前のこと」をきちんとやりなさいということでしょう。逆にいうと、その当たり前のことができていない専門職がいるからこういう話が出てくるわけで、情けないことではあるのですが‥‥

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