住民票記載事項証明書

フェイスブック上の書き込みで「住民票記載事項証明書」というフレーズを目にしました。不勉強にして知らなかったものですから、ちょっと調べてみました。

東京都葛飾区のウェブサイトにわかりやすい説明が載っていたので、引用します。

「住民票記載事項証明書は、現在住民登録をしている方の住民票の内容の中から、申請者の方が必要とする項目のみ証明するものです。」「一般的には提出先で定められた用紙に証明するものですが、指定の用紙がない場合には葛飾区の書式で証明を発行することになります。」

「住民票記載事項証明書」というキーワードで検索すると、画像もたくさんひっかかってきます。幾つか見てみましたが、住所、氏名、生年月日等の基礎証明事項に加えて、本籍や世帯主との続柄についても証明を求める様式が結構ありました。

これなら初めから住民票の写しを使えばいいようにも思えますが、企業や学校が住民票の写しではなく、あえて記載事項証明書の提出を求めるのは、「必要な情報だけいただきます。不必要な情報は初めからいただきません」という姿勢のあらわれで、要は自己防衛の要素がかなりあるのではないかと推測されます。

個人情報の取り扱いには細心の注意が求められることは言うまでもありません。大規模な個人情報の流出が相次ぎ、多くの方がこの問題に関し神経質になっていることも理解できます。しかし一方、思わず首を傾げたくなるような極端な言説が散見されるテーマでもあります。

いずれにせよ、住民票の写しと住民票記載事項証明書の間に本質的な違いはないのではないかというのが私個人の感想です。どちらも重要な個人情報であり、取り扱いに慎重を期さなければなければならないことは当然ですが、必要ならば堂々と住民票の写しの提出を求めてもよいのではないかと考えています。

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