一区切り
日曜日から1泊2日の日程で名古屋へ出向き、実母の後見にかかわる事務処理をしてきました。
ゆうちょ銀行への切り替えが完了し役目を終えた地方銀行の口座解約、後見申立てのきっかけであった亡父名義の不動産の相続手続など、当面の課題には今回の出張で区切りをつけることができました。
今後は基本的に、被後見人(実母)の様子を確かめることを目的に名古屋へ行くことになります。身上監護の観点からは、施設に任せっぱなしではなく、定期的に訪問して自分の目で確認する必要があることは言うまでもありませんが、往復の交通費を考えると、頻繁に訪れるわけにもいきません。
年に何回ぐらいの訪問が適当なのか、裁判所にさりげなく聞いてみたこともあります。しかし、言質を取られることを警戒したのか、当たり障りのない回答しか得られませんでした。
結局のところ、手探りでいくしかないのでしょうね。実母はこの9月で78歳なので、平均余命を考えると、あと10年ぐらいは後見人としての仕事が続くと考えた方がいいでしょう。腰を据えて何年かやっているうちに見えてくるものがあるかもしれません。