ウェブサイトについて～開業前の方へ（４）
光塩福祉法務事務所昨日の続きです。文章力を磨くためには何をすればいいのかについて、私見を述べてみます。
まずは、書くこと（アウトプット）の前段階として、読むこと（インプット）が不可欠です。それも大量に。アウトプット１に対して、インプットは１０必要というイメージです。
読書の習慣がないという方は、これを機に、ぜひ活字に親しむようにしていただきたいところです。というより、実務をこなすためには、専門書や手引書（役所が発行するもの）を読み込むことが不可欠ですから、否応なく活字に接するようにはなると思います。
実務に関係しない本、例えば小説などを読むことももちろん有益です。また、法律家にはいい文章を書く人が多いですから、法律関係の基本書を読み込むことは、知識を蓄えると同時に文章力を磨くことができて、一石二鳥です。
それから、新聞はぜひ定期購読すべきです。新聞記事は、文章のお手本としてはいまひとつですが、ここから得られる知見はさまざまな場面で役に立つはずです。ネットニュースの拾い読みは、新聞に代わり得るものではありません。私のおすすめは日経ですが、地域密着路線を志向するのであれば、地元の有力紙を取るという選択肢もあり得ると思います。
あとは実践あるのみです。スポーツと同じで、実際に手を動かして書くことによって、文章力は上達します。そして、自分の弱点は自分では気づきにくいものですから、第三者にチェックしてもらうことも必要です。周りに筆が立つ人がいれば、その人に添削を頼むのもよい方法です。また、解説記事であれば、一般の方に見てもらって、自分の文章がわかりやすいものとなっているかどうかを確認することも必要でしょう。
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