ウェブサイトについて~開業前の方へ(3)

前回の記事で、「コンテンツ(サイトの中身)が充実していることが大前提」と書きました。見た目がどんなにきれいでも、中身が薄ければ集客にはつながりませんし、検索順位が上がることもありません。

検索順位に関していえば、少し前までは、単純に被リンクを増やすだけの原始的な外部SEO、サイト内に目立たないフォントでキーワードを羅列するスパム的な内部SEOがある程度有効でしたが、今ではこのような手法は通用しません。

また、許認可系のサイトで時々見かけますが、地域名だけ変えて、あとは同じコンテンツのサイトを複数立ち上げるという手法も、検索エンジンにスパム判定される可能性がありますから、注意が必要です。

要するに「充実した品ぞろえで、かつ見た目にも美しくお見せする」ことを目指さなければならないわけで、実店舗を展開するのと全く同じ努力が求められているということです。

行政書士を含む士業の場合、提供するサービスをわかりやすく説明することが、すなわち品ぞろえを充実させることです。したがって、ある程度まとまった量の文章を書くという作業からは逃れられません。

筆が立つ人が必ず成功する保証はありませんが、ある程度の文章力がないと、この仕事はやっていけません。特に内容証明や契約書などの民事系業務、簡潔で説得力のある理由書を書くことが求められる入管業務などでは、文章力は大きな武器になります。

文章力を磨くことは、ウェブ集客のみならず、実務の観点からも重要だということです。では、文章力を磨くためにはどうすればいいか。これについては稿を改めたいと思います。

 

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