かかりつけ医(ホームドクター)の大切さ

「介護保険と成年後見は車の両輪」と言われますが、どちらの制度においても利用するに当たってキーポイントとなるのが主治医(かかりつけ医、ホームドクター)の存在です。

成年後見の申立てをするときは、医師の診断書を添付する必要があります。また、介護保険を利用するためには要介護認定を得なければなりませんが、これには主治医の意見書が必須です。

かかりつけ医がいれば、どちらも問題なく入手することができます。ところが、体が丈夫で医者要らずだった人や、そうではなくても医者嫌いでかかりつけ医を持たない人が要介護状態になったり後見等が必要な状態になったとき、主治医意見書や診断書を書いてくれる医者が見つからず、話が前に進まないという事例を複数見聞しています。

特にひとり暮らしの方がこのような状況に陥ると、介護や後見等が必要であるにもかかわらず、誰も手を差し伸べることができないままとなってしまい、健康状態の悪化や不測の事故を招くリスクが高くなります。

体の自由がきかない、あるいは判断能力が低下した状態になってからかかりつけ医を見つけるのは困難です。いざというときに備えて、早いうちからかかりつけ医を持つことをおすすめします。リタイアして、地域での暮らしが主となったときなどはよいタイミングかもしれません。

 

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