練習曲集(教則本)について
大抵の楽器には、基礎的な演奏技術の習得を目的とした練習曲集(教則本)があります。ピアノだとバイエルやハノンといったところがよく知られています。
チェロにも当然あります。よく使われるのはウェルナーですが、他にもドッツァウアー、シュレーダー、サポージニコフ、リーなどがあります。
スズキ・メソードはこれらとは若干毛色が違います。基礎練習というよりは、よく知られた曲を題材にした応用練習といった趣です。
もちろん応用練習は必要だし、やっていて楽しいことでもあるのですが、息の長い趣味としていくには、練習曲集を使った基礎練習もきちんとやった方がいいのではないかと考え始めています。
では何を使って練習するかですが、ウェルナーは曲のセンスがいまひとつだといいますし、ドッツァウアーは楽譜を見たのですが、相当手強そう。そうなると、シュレーダー、サポージニコフ、リーのどれかとなりますが、リーの曲は楽しく弾けるという話をネットで見かけるので、ちょっと興味があります。
近いうちに銀座のヤマハか山野へ行って、現物を見てこようと思っています。