セカンドオピニオン
しばらく前のことですが、ちょっと毛色の変わった相談を受けたことがあります。
相談者はある問題を抱えていて、解決の道を模索していく中で、知人から行政書士を紹介されたそうです。ところが、その行政書士がどうもうさん臭くて、この人物に書類を渡して業務を依頼していいものかどうか、判断がつきかねていたとのこと。
そんな折、たまたま当事務所の広告を見かけ、別の行政書士に見解を聞いてみようと思い立ち、私のところへご相談に来られたというわけです。セカンドオピニオンの行政書士版といったところでしょうか。
相談者のお話を伺うと、その行政書士は、行政書士であれば当然踏むべき、基本のキ、イロハのイとも言えるような手順を踏んでいないことがわかりました。そればかりでなく、違法行為に荷担している疑いもある。私は確信を持って「その行政書士とは関わりを持たない方がいいでしょう」と申し上げました。相談者の直感は当を得たものだったのです。
相談者がお帰りになった後で改めて調べたところ、その行政書士には業務停止の処分歴があることがわかりました。全く懲りていないということですね。困ったものです。
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