メールアドレス

このご時世にメールアドレスを持っていないという同業者はいらっしゃらないと思いますが、ビジネスでメールを使うからには、ただアドレスを持っていればいいという話では済みません。

望ましいのは、独自ドメインを取得し、そこにメールアドレスを設定することです。この方式のメリットは、複数のメールアドレスを簡単に持てることです。例えば、サイトに載せて広く告知するアドレスと名刺に載せるアドレスを使い分けるやり方があります(当事務所でもそうしています)。

前者に関しては、問い合わせを受けるためのアドレスと位置づけます。迷惑メールも頻繁に来るようになりますが、ここは割り切るしかありません。そして、名刺交換するような間柄の人とは後者のアドレスでやりとりをする形に移行します。

今は独自ドメインを取得するのも維持するのも低コストで可能ですから、個人事業主である以上、独自ドメインを取得してサイトを立ち上げ、かつメールアドレスを持つべきだろうと私は考えています。

次善の策は、プロバイダーの有料メールアドレスを利用することです。ニフティやビッグローブといった知名度の高いところにすると、安心感という面で有利かもしれません。

おすすめできないのは、gmail、ヤフーメール等のフリーアドレスで済ませてしまうことです。プライベートやメルマガ配信用のアドレスとして使うのは問題ありませんが、少なくとも名刺に載せるアドレスとして使うべきではないと考えています。ビジネスに対する本気度を疑われかねないからです。

また、@マークの左側の文字列も、わかりやすいもの(「info」など)、イメージしやすいもの(名字のローマ字表記など)にした方がよいと思います。複雑な文字列は、入力する側に負担を強いますし、間違いも起こりやすくなります。

ウェブサイトにメールアドレスを載せるとき、迷惑メール対策として、@マークを別の記号などに置き換えて表示し、「××を@に変更してください」と注意書きが付してあるものを見かけます。これもメールを送る側にとっては手間なわけで、得策とは言えないと思います。上に述べたように、問い合わせ専用のメールアドレスを設定し、そこをクリックすればメールソフトが立ち上がるようにリンクを貼っておくのがビジネスサイトのあるべき姿ではないでしょうか。

 

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