個人事業主は孤独なもの
行政書士という仕事は、その性質上、ひとりだけでやっていくことは困難です。
特に民事系の業務は、司法書士、弁護士など他士業との連携が不可欠ですし、専門外の問い合わせが来たときに紹介する先を確保しておく必要もあります。
しかし、個人事業主である以上、さまざまな決断を自分ひとりで下さなければならないし、責任もひとりで負わなければなりません。
このようなことは、開業して事務所を維持している人にとっては言わずもがなのことなのですが、開業して間もない方の中には、このあたりの意識が若干薄いのではないかなと思われる方もおられます。
同業者や他士業者との横のつながりは大切です。しかし、何をするにつけても誰かと組みたがるとなると、それはちょっと違うのではないかと思うのです。
セミナーにせよ相談会にせよ、まずは単独で開催する道を模索すべきではないかと私は考えています。さまざまな要素を考慮した結果、単独開催は難しいとなったら、パートナー探しをするのもやむを得ないでしょう。何もやらないよりは、はるかによい。しかし、初めから共同開催を前提とするのは、確かにリスクを分散することはできるかもしれないけれども、その分リターンも確実に減ることを覚悟しなければならない。
裏返していうと、「やってみたはいいけれど、後につながるものが得られない」リスクは、共同開催の方が確実に高いということです。
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