無伴奏チェロ組曲を聴いてきました
横浜の山手聖公会で開かれた「聖堂で聴く無伴奏チェロ組曲」という演奏会に行ってきました。CDではよく聴いている曲ですが、まとめて生で聴くのは初めてです。
取り上げられたのは、演奏順に第5番、第2番、第6番。5番と2番はバッハが亡くなった年(1750年)に製作されたというバロックチェロで、6番は5弦のピッコロ・チェロで演奏されました。
ピッコロ・チェロは、チェロよりも一回り小さく、A線より五度高いE線を持つ楽器で、第6番はこれを想定して作曲されたというのが定説になっているようです。無論、現物を見たのは初めてです。
自由席だったので、最前列に陣取り、演奏の様子をずっと見ていました。右手も左手もあんなによく動くものだなと思います。プロなのだから当たり前と言ってしまえばそれまでですが。
肝心の演奏は、高音部で音がかすれたりひっくり返ったりする場面が目立ち、もう一つでした。そして、バロックチェロもいいのですが、現代のチェロでも聴いてみたいところです。特に6番を4本の弦でどう弾くのか、見てみたいですね。
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