成年後見業務への取り組み
先日の土曜、日曜と2夜連続でNHKが認知症の特集番組を放送していました。私も見ましたが、いろいろと考えさせられ、そして勉強になった番組でした。
番組の中では成年後見制度にも触れていました。認知症を患い、判断能力が低下した人の暮らしと財産を守る仕組みとして、この制度の重要性が今後さらに増すことは間違いないでしょう。
弊所は、地域に密着する行政書士として、地域の方々の暮らしと財産を守ることを基本理念としています。この観点から、相続、遺言とともに、成年後見を主要業務としているところです。
おかげさまで、相続と遺言に関してはそれなりに実績を積むことができましたが、成年後見に関してはまだまだです。現に困っている人は間違いなくいるのですから、そういう方々の力になりたいと思っています。
来年に向けて、成年後見業務でも実績を積むことができるよう、あれこれと思案をめぐらせているところです。これは、事務所経営上の問題でもあることは否定しませんが、それだけにはとどまらない、私にとっては「何のために行政書士になったのか」という根本的な問題でもあります。