直葬
2017年最初の外出先は都内の斎場でした。いわゆる「直葬」によるお見送りに立ち会ってきたのです。
「火葬式」とも呼ばれ、通夜や葬儀・告別式は行わず、火葬炉の前で簡素な式を執り行った後、荼毘に付されます。この方式は、近年、業界の予想を上回るペースで増えているといいます。
23区の斎場の場合、火葬炉が6~8基あります。炉前のホールは頻繁に人が行き交うため、落ち着いて見送ることができる環境とは言いがたいのが正直なところです。変わる葬送のありようにインフラが追いついていないという見方もできるでしょう。
いろいろと考えさせられる年明けとなりました。この時期の話題としては似つかわしくないかもしれませんが、あえて取り上げた次第です。
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