戸籍あれこれ

相続を主力業務としていることから、これまでに随分多くの戸籍を見てきました。

「昔の戸籍は判別が難しい」とよく言われますが、仔細に見ていくと少々様相が違ってきます。

明治期の戸籍は、楷書で丁寧に書かれたものが多く、意外と読みやすいのです。

読みにくいものが増えてくるのは、大正4年式以降です。大正から昭和20年代にかけての戸籍は、くせ字や崩し字で書かれたものが目立ち、読みにくいものが多い。電算化に伴ってB4からA4に縮小されて字がつぶれたようになってしまい、ほとんど判読不可能というものもあります。

戦後の戸籍は和文タイプが使われるようになり、読みやすさは格段に向上しました。もっとも、字がかすれてしまって全く読めなかったこともありましたが‥‥

このブログの読者の中には、昨年の行政書士試験に合格し、開業準備中という方もいらっしゃるかもしれません。

相続業務を手がけたいとお考えであれば、今のうちから戸籍について勉強されておくことをおすすめします。

おすすめの本は、菱田泰典著「相続人確定のための戸籍の見方・揃え方」(近代セールス社)です。実務上も、これが手元にあれば大抵のことは解決します。

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