ヒルフェ理事の発言
昨日、ヒルフェの更新研修(ビデオ補講)を受けてきました。
講師は3人のヒルフェ理事だったのですが、そのうちの一人がこんな発言をしました。
「私は特養(特別養護老人ホーム)が大嫌いです。」「特養は入居者を“ほったらかし”にしているんですね。」
親族を特養に入れている人は、その親族をほったらかしにしているのだともとれる発言で、不穏当であると同時に、実母が特養の世話になっている者としては看過できない発言です。
この発言を聞いた瞬間、私は頭に血が上りました。ビデオ補講だったので黙っていましたが、ライブ講義だったらその場で猛抗議していたでしょう。
その理事はグループホームがおすすめのようでしたが、「利用料は月額20万円ぐらいでしょうか」とさらりとおっしゃる。そんな負担にたえられる高齢者がどれぐらいいるというのでしょうか。経済的事情から特養に頼らざるを得ない人も多いのです。
このようなメンタリティーの持ち主は、講師としての適性を欠くことは言うに及ばず、後見業務自体に携わるべきではないと私は考えます。