成年後見人による口座開設~ゆうちょ銀行の場合

実母(被後見人)は近所の地方銀行支店に口座を持っていて、年金の振り込みや施設利用料の引き落としなどはこの口座で行われていました。

しかし、この地銀は東京都内に1カ所しか支店がなく、私にとっては財産管理上不便であることは否めません。そこで、ゆうちょ銀行に実母名義の口座を開設し、財産管理はここで行うことにしました。

ゆうちょ銀行の場合、被後見人の名義で口座を開設することができます。後見人の肩書きと氏名は、表紙裏の住所欄に付記されます。

通帳1

口座開設時の必要書類は、後見登記事項証明書、後見人及び被後見人の本人確認資料、届出印です。後見登記事項証明書に被後見人の住所、氏名、生年月日が記載されていれば、被後見人の本人確認資料は省略することができます。

ただし、この場合、口座開設後、被後見人宛に郵便物が送付され、居住実態があるかどうかの確認が行われます。住民票上の住所と現実の住所(居所)が異なる場合は注意が必要です。

実母の場合も、住民票上の住所と居所が異なっていました。しかし、後見登記事項証明書には住民票上の住所しか載っていません。そこで、審判書(こちらには居所も載っています)を提示し、これでOKということにしてもらいました。

口座の開設は先週の金曜日でした。ゆうちょ銀行の通帳を持って、先日の日曜日から泊まりがけで名古屋へ行き、実母が入居している施設、区役所、年金事務所などを回り、振込・引落口座の変更や通知書等の送付先を当方に変更する手続をしてきたところです。

 

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