ことし最後のN響
ことし最後になるであろう演奏会、N響定期公演へ行ってきました。今月の指揮者は名誉音楽監督のシャルル・デュトワ。12月に来演するのが恒例となっています。
きょうは、前半がベルリオーズの「ローマの謝肉祭」序曲とリストのピアノ協奏曲第2番(独奏者はルイ・ロルティ)。休憩を挟んで後半はレスピーギの代表作「ローマ三部作」(祭り・噴水・松の順で演奏)を一気にやるという盛りだくさんのプログラムでした。
リストのピアノ協奏曲第2番は、前々から聴きたいと思っていた曲でした。実際に生で聴いてみるとオーケストラが充実していて、差し詰め「ピアノつきの交響詩」といった感じ。演奏が大変な割にはソロが目立たないので、好んで取り上げるピアニストが少ないのかもしれません。
この協奏曲で使用されたピアノは「FAZIOLI」というものでした。帰ってから調べてみたら、1981年にパオロ・ファツィオリという人が創業したイタリアのピアノ工房で、熟練の職人が手づくりで製作し、1台完成させるのに3年を費やすのだそうです。
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