マゼール、N響に登場
N響定期に行ってきました。今月の指揮者はロリン・マゼール。実力のある指揮者が数多く登場するN響ですが、マゼールのようなビッグネームが指揮台に立つのは珍しいことです。
プログラムは、マゼール自らが編曲したワーグナー/言葉のない「指環」~ニーベルングの指環管弦楽曲集。
無駄な動きのない指揮棒から醸し出される密度の濃いサウンドに圧倒されました。N響があれほどよく鳴ったのは、スヴェトラーノフ以来かも。さすが大物は違います。
マゼールを生で聴いたのは2回目です。前回は30年以上前、高校生のときでした。ウィーン・フィルとともに来日した公演を、大枚をはたいて聴きに行きました。そのころのマゼールはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、ポスト・カラヤンの最右翼と目されていたようです。結局ベルリン・フィルのシェフにはなり損ねたわけですが。
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